令和6年度高校生ものづくりコンテスト岡山県大会(化学分析部門)に向けて実習中

 本校3年生の工業技術系列(化学選択者)の7名が、6月15日(土)岡山県立倉敷工業高等学校で行われる標記大会に向け実習で練習に励んでいます。

 化学分析部門の課題は、2時間半の中で「キレート滴定法を用いて、試料水A・Bのカルシウムおよびマグネシウムの定量を行い、試料水中の硬度を求める。」というものです。

 この大会に向けて5月20日(月)中間考査2日目に、キレート滴定の実技テストを実施しました。選択者7名は、4月から練習してきた分析技術を駆使して、真剣な面持ちで1種類の試料水について分析を行い、全硬度、カルシウム硬度、マグネシウム硬度を求め報告書の提出して無事テストを終えました。滴定は化学分析の基本操作の一つであり、この操作の習熟度合いで分析結果に差が生じます。大会まで残り1ヶ月弱、7名が一丸となって分析精度の向上に努め、本番に備えたいと実習に励んでいます。(宮本)