東備支援学校との共同学習 健康福祉系列2年次

 12/16(火)9:00〜15:00 岡山県立東備支援学校へ健康福祉系列2年次生が訪問し、高等部の生徒と交流及び共同学習を実施しました。

 今回の訪問は、「おかやまインクルーシブな学校運営モデル事業」の一環で行われ、東備支援学校と備前緑陽高校、さらに地域資源との連携で実施されました。

 午前中には、備前市社会福祉協議会による「車いす体験」の学習が行われました。東備支援学校の生徒と本校の生徒がペアになり、車いす介助や利用者体験で活動しました。授業ですでに「車いす介助」を学習している本校の生徒は、安全な車いす操作の方法をわかり易い言葉で伝えることができていました。体験後には感想をシェアしたり、ハイタッチで達成感を分かち合ったりする姿もみられました。

 昼には、高等部の教室で交流しました。緑陽高校とは違う教室の雰囲気に最初はぎこちないコミュニケーションとなりましたが、東備支援の生徒の方から話かけてくれたことで、緊張も解け話をすることができました。

 午後には、地域の企業の(株)ヨータイのサッカーチームの方が実施する、「サッカー教室」に参加しました。パスやドリブルの練習を一緒に行った後に、チームに分かれてミニゲームをしました。本校の生徒も各チームに1〜2人入り、一緒にゲームを楽しみました。

 午後の活動後には、「終わりの会」にも参加しメッセージカードをお渡しして、交流活動を締めくくりました。

 今回校種の枠を超えた活動を通して交流する中で、同じ高校生としての共通点を見つけることもできました。「共に生きる社会の一員」として、今回の体験を活かしていきたいと考えました。

 東備支援学校と良い交流ができるようにしていきたいと思います。(河部)

自己紹介カードを使ってあいさつ

車いす介助のポイントを説明

東備支援学校の生徒も車いす介助を体験

ホームルーム教室で交流

午後からはサッカーを楽しみました

帰りの会でメッセージを渡しました